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NEC NEC航空宇宙システム
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宇宙システム事業

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プレッシャーはあるけれど、やりがいもある世界的なプロジェクトにかかわれて幸せです 宇宙システム事業(90年入社)

これが私の仕事です!

人工衛星の開発において、全体を見渡しプロジェクトを成功に導く仕事です

入社して最初の仕事は「微小重力実験」という分野。人工衛星に搭載する実験装置を開発しました。これは、水素とメタンの混合ガス内でプラズマ放電を発生させ、微小重力下で(地球では避けられない重力によって生じる)歪みのないダイヤモンド結晶を生成するという実験装置でしたね。
次に担当したのは民生部品・コンポーネント実証衛星「つばさ」(MDS-1)という人工衛星の衛星システム開発でした。この人工衛星は、民生部品の宇宙における機能確認及びコンポーネント等の小型化技術確認を目的とした人工衛星でした。(2001年 NASDA NOTEより)
また、私が担当したシステム設計だけでなく、構体系、熱制御系、データ処理系、太陽電池パドル系、姿勢制御系、推進系、モニタカメラ系といったサブシステム設計、また軌道上運用に至るまで、MDS-1プロジェクトの大部分にNEC航空宇宙システムが携わって開発した人工衛星で、そういう意味でも意義深い人工衛星でした。

私の場合、入社当初からシステムという、人工衛星の開発過程のすべてを見渡すことができるセクションに配属されたこともあって、人工衛星開発の全体を見ることができました。最終目標である軌道上でのミッション達成に向かって、どうやって人工衛星を開発していくかという流れをイメージし続けられますから、そういうのはシステム担当の醍醐味なんだろうと思います。問題に突き当たったときは、全体を見渡している立場としてその解決方法を探り、大概は各セクションの意見をまとめて、うまい落としどころを見極めていくんです。それはやりがいがありますし、自分に向いているんだろうと思っています。もちろん、簡単にはいきませんけど(笑)。

こんなプロジェクトにかかわりました!

「日本のGPS」の未来を切り拓きます

現在は、「準天頂衛星」の高精度測位実験システムに携わっています。分かりやすくいえば、「日本固有のGPSを作る」というプロジェクトですね。現状、カーナビゲーションや携帯電話のGPS機能は、アメリカの人工衛星からの情報に依存しています。それを利用可能時間率を向上させたり、測位精度を上げたりといった補完・補強をする形で、より利便性の高いサービスを提供し、最終的にはGPSなどとの補完関係を持った日本固有のシステム確立を目指しています。高精度測位実験システムは、人工衛星への搭載機器である搭載系と、地上システムから成りますが、私自身の役割は、搭載系のシステム設計です。
このプロジェクトは、アメリカのGPS、ヨーロッパ版GPSの「ガリレオ」という他国のシステムの動向を見つつ、かつ、連動して開発を進めています。世界規模のプロジェクトで、国をあげて開発していますから、日本の「威信をかけた」プロジェクトでもあると思っています。プレッシャーはありますが、やりがいもある。この仕事にかかわれて幸せですね。

これからの目標

日本の宇宙開発の実情を、広く知ってもらいたい!

私たちを含め、日本で宇宙開発にかかわっている人々は、実はたくさんいます。ロケットや衛星を作る人はもちろん、追跡管制等の地上システムを作る人、オペレーションする人、データの分析をする人、更には宇宙利用の方法を模索している人など…。私たちが携わっている仕事を通して、もっともっと日本の宇宙開発について知ってもらいたい。そして、多くの若い人たちに、この世界で働くことの楽しさや充実感を伝えていきたいですね。
これから私たちと働きたいと思ってくださるみなさんには、「思い」というものを大切にしてほしいと思っています。問題に直面したとき、新しいものを生み出すときに、強い意志を持ってやりぬくのに必要な「思い」です。小さなことをないがしろにせず、こだわりきる姿勢と言ってもいいでしょう。大きなプロジェクトは、ひとりで成し遂げられるものではありません。たくさんの人がかかわって、初めて前に進めます。ただ、たくさんの人が集まれば、人と人の間にはどうしても「隙間」ができます。その隙間を埋めるためには、誰かが自分の領域を飛び出していかなくてはなりません。それには「いいものを作りたい」「プロジェクトを成功させたい」という「思い」が必要なのです。NEC航空宇宙システムには、そんな「思い」を持った人がたくさんいます。そして、これからも、そんな「思い」を持った人たちとともに仕事がしたいと、私は思っています。

私がリラックスする瞬間

子どもの顔を見るとき、ですね。
5歳と3歳の子どもたちは、私が家に帰るころにはもう寝てしまっていることが多いんですけどね(笑)。まだ私の仕事を理解してはいないと思いますが、先日、筑波宇宙センターの公開イベントに連れて行きました。やはり巨大なロケットには興味を示したみたいですが、どうも人工衛星にはピンとこないようで(笑)。大型衛星のモックアップもあったんですけど…。でも、連れて行く前はロケット、ロケットと言っていましたが、ある日の朝、子供達が「がんばって、じんこうえいせい、つくってきてね。」と見送ってくれました。パパが作っているものが、どんなものかは分かってくれたようです(笑)。

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