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主に人工衛星の構造設計を担当しています。
設計段階では当然ながらまだ実物の衛星がありませんので、数学モデルを作った上で解析を行います。具体的には、「強度は大丈夫か」「どんな材料を使ったらよいのか」などを検討したりする作業が多いですね。
実際に働いてみて痛感したのは、この仕事は経験がものを言う世界だな、ということ。学校で学んできた知識はもちろん役に立ちますが、それだけではダメなんです。自分が担当した構造設計という作業を「机上の空論」で終わらせてはならないわけですから、打ち上げた人工衛星が「こうしたらこうなるはず」という予測や創造力を働かせる必要があります。それには経験の蓄積が不可欠です。私についていえば、その部分はまだまだですね。これから仕事を通していろいろな経験を積んでいきたいと思っています。
宇宙に興味を持ったのは、中学校のころの理科の授業がきっかけです。先生がとても詳しく宇宙や星のことを説明してくださる方だったので、「もっと知りたい!」と思ったんですね。大学では、ものづくりが好きだったこともあって機械工学を専攻しました。
就職活動のときNEC航空宇宙システムという会社に注目したのは、興味があることと学んだことの両方を活かせる職場だと思ったから。採用してもらい、さらには構造設計というものづくりの現場に配属されて、本当にありがたかったです。
NEC航空宇宙システムでは、入社すると1年間、先輩社員がチューターとしていろいろなことを教えてくれます。新入社員一人に一人ずつの「指導教官」がつき、仕事を覚えられるよう、しっかり教育してくれるんです。話しやすい先輩ばかりですから、分からないことはなんでも質問できますし、先輩のほうから業務に役立つ情報を教えてくれたりもします。親身になって話を聞いてくれますから安心できますし、会社に慣れるのも早いかもしれませんね。私も入社したばかりのころは右も左も分からなかったので、チューターの先輩がついてくれてとても助かりました。
社会人になって思うのは「時間が足りない!」ということなんです。学生のときのようにやりたいことをやりたいだけやる、という余裕はないですね。遊ぶ時間はもちろん、個人のスキルアップに使う時間も限られます。ですから、時間を大切に使う必要があるということは意識しておいたほうがいいと思います。
それと、コミュニケーション能力は絶対に必要です。メールで連絡や報告もできますが、業務をより円滑にするためには、直接話をするべき場面も多々あります。私自身、コミュニケーションが得意なほうではないので、なるべく自分から話しかけること、自分の中で言うことを整理してから話すことを心がけています。
まずは自分ひとりで設計の作業ができるようになること。早く一人前の技術者になることが一番の目標です。
それと、個人的に英語が好きなので、英語を活かせる仕事に携われたらいいな、と思っています。今は日本の人工衛星の設計をしていますが、いずれは世界各国の人工衛星の設計にかかわってみたいです。ただ、今の英語力ではまだ無理かな(笑)。でも、TOEICなどは積極的に受けるようにして、スキルを上げていきたいですね。実際、私の所属している部署でも海外とやり取りしている先輩もいますし、NEC航空宇宙システムはいくつもの世界規模のプロジェクトにかかわっていますから、私もいつかはそんな仕事を手がけてみたいと思っています。
料理が好きなので、食事を作ることでストレスを解消しています。得意料理はオムライス!
ソースはケチャップ派です(笑)。