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準天頂衛星のプロジェクトに携わっています。現在担当しているのは、アンテナ等の人工衛星と通信する上で必要になる、地上局設備をコントロールするソフトウェアの開発です。
現状、開発している最中だということもあって、大きな達成感を得るまでには至っていませんが、近い将来自分たちのつくったソフトウェアで人工衛星との通信リンクを確立させ、運用し、ミッションを達成する、ということをイメージしながら取り組んでいます。
ただ、現段階でも、開発中のソフトウェアで実際に地上局設備をコントロールする場面もありますから、それがうまく機能しているところを見たときは、やはりやりがいを感じますね。
「仕事の中身が想像できない」。それが「NEC航空宇宙システム」という会社に興味を持った大きな理由です。
たとえば、金融関係のソフトウェアや、病院関係のソフトウェアを作っていると聞けば、なんとなくどんな作業をしているかイメージできたんですが、宇宙、防衛関連と聞いたとき「いったいどんなことをやっているんだろう」と思ったんですね。自分の知らない分野、イメージできない仕事がそこにあるという点に強く惹かれました。ここなら面白いことができそうだと。実際に入社してみたら、期待通り、というより期待以上でした。いろいろな新しい知識を得ることができましたし、面白い仕事がたくさんありましたから。
入社した当初抱いた印象は、話しやすい先輩がたくさんいるな、ということです。実務的にもチューターの先輩について色々と教えてもらえますから、不安なく仕事に溶け込むことができたと思っています。
ただ、単なる「仲良し集団」ではないんです。私が初めに担当したのは、携帯電話端末のファームウェア開発でした。もちろんそれを作った経験はなかったので、最初は全く分かりませんでした。あるとき、携帯電話端末用のテスト環境を作ったのですが、そのテスト環境が全く起動しなかったことがありました。その時には、先輩から「初めてなんだから出来なくて当然だよ」と言ってもらえると思ったのですが、実際は思いっきり怒られました。びっくりしましたが、その経験があったからこそ自分に「甘え」があることが分かりましたし、プロとしての自覚を持たなくてはならないと痛感しました。本気で自分を育てようとしてくれているということを理解できた出来事でした。
仕事をしていく上で大切なのは、「待たないこと」だと思います。指示を待っている、報告を要求されるのを待っている、というのではダメ。自分から動き、自分の意思で行動することが、何よりも大切だと思います。
もちろん先輩方は色々なアドバイスをしてくれます。ただ、細かいティーチングをしてもらえるとは限りません。まずは自分で考えて、自分でやってみる。もし間違っていたら、修正してもらえます。だから、失敗を恐れずに自分で行動するべきだと思います。その方が仕事を覚えられますし、絶対に自分のためになりますよ。
これから一緒に働くみなさんに期待したいのは、「おとなしくない」ということですね。基本的におとなしい会社なので、個性を前面に出して、職場を活性化してくれる人に登場してほしいと思います。
今、海外を中心にオープンソースのソフトウェアが続々と登場してきていますが、それらに非常に興味を持っていますね。今後そういったソフトウェアのスペシャリストになって、プロジェクト横断的に活躍したいと思っています。
それと何よりも、今かかわっている準天頂衛星のプロジェクトを、最後まで完遂したい。そのためにも、与えられた役割をひとつひとつ確実にクリアしていきたいと思っています。
学生時代から続けているアメフトで、ストレス発散しています。今年はケガが多くてあまりいいシーズンではなかったですが……。選手としてはどこまでできるか分かりませんが、これからもフットボールにはかかわっていきたいと思っています。