2024年度 健康推進活動実績
健康経営推進体制

健康経営戦略マップ 2024
※WPC:Wellness Promotion Center(旧・健康管理センター)
- ①トップランナーとしての健康経営の普及に取り組んでいること
- 事業継続の大切なパートナーである協力会社に対して当社の健康経営施策を紹介しました。また、当社を訪問された際にBP幹部から健康経営の取り組みをヒアリングしました。
- ②従業員の健康診断の実施(受診率100%)
- 年1回、全社員に対して、定期健康診断を実施しました。(受診率100%で達成)
- ③受診勧奨に関する取り組み(受診率65%以上)
- 生活習慣病の早期発見・早期対応を目的に、がん検診と法定健診の同時受診や定期健康診断扱いにできる人間ドック受診の制度や、がん検診受診費用の補助を行い、受診率向上に取り組んでいます。
(受診率72.0%で達成) - 定期健康診断扱いにできる人間ドック受診等制度を理解して受診いただけるよう、社内ポータルに定期健康診断や健康情報のサイトを作成しました。
- 生活習慣病の早期発見・早期対応を目的に、がん検診と法定健診の同時受診や定期健康診断扱いにできる人間ドック受診の制度や、がん検診受診費用の補助を行い、受診率向上に取り組んでいます。

- ④ストレスチェックの実施(受検率95%以上)
- 年1回、全社員に対して、ストレスチェックを実施しています。
- ストレスチェックの結果に基づく集団分析を実施し、部門長以上の事業部幹部(以降「幹部会議メンバー」という)を対象に集団分析説明会を実施しました。(受検率98.5%で達成)

- ⑤メンタルヘルス対策・管理職または従業員の教育機会の実施(教育実施年3回以上)
- 管理職向けラインケア研修、全社員向けセルフケア研修、および幹部会議メンバーを対象にメンタルヘルス講演会を実施しました。(教育実施年8回で達成)
- Well-beingに関するセミナー情報を月1回以上定期的に発信しました。


- ⑥適切な働き方の実現および育児・介護の両立支援の取り組み(男性育休取得率80%以上)
- 育児期社員と上司のためのセミナーの受講勧奨、育児に関するガイド、仕事と介護の両立支援ハンドブックを公開し、制度の活用を促進しています。
- 対象となる部下から報告・相談を受けたときに適切に対応していただけるよう、幹部会議メンバーに両立支援制度の説明をしました。
なお、2024年度女性の育児休職取得者の復職率100%、男性育児休職取得率は75%でした。
未取得者にはヒアリングを行い、育児休職を取得しやすい施策を検討しています。

- ⑦コミュニケーションの促進に向けた取り組み
(パルスサーベイ「コミュニケーションがなされている」70%以上)- 経営幹部と従業員との対話を通じて相互理解を深めるための座談会、事業部内の対話会、上司との1on1を定期的に実施しています。
- Microsoft Teamsで全社チームに「健康経営」チャネルを立ち上げ、全社員がタイムリーに情報発信、リアクションを確認できる相互コミュニケーションツールとして活用しています。
- 役員・事業部長から「私の健康法」を紹介いただき、社内ポータルサイトに掲載しました。
- 全社コミュニケーション活性化イベントを開催し、5年ぶりに新人歓迎会を実施しました。

- 職場でのコミュニケーション活性化のため、職場レクリエーションでの費用補助、仕事以外の人との繋がりができ、リフレッシュできるよう、サークル活動支援のための費用補助を行っています。
- 健康経営に関するアンケートを実施しています。第1回アンケート結果では「健康経営の取り組みを知っている」の回答が29%、「聞いたことはある」が32%でしたが、2024年度末実施の第2回アンケートでは、「知っている」が39%、「聞いたことはある」が35%と認知度が上がりました。
今後はさらなる健康経営の定着・浸透に向けて、健康推進活動に取り組んでいきます。
【健康経営に関するアンケート】
Q. 当社の「健康経営」の取り組みを知っていますか?

- 2024年度第2回パルスサーベイ「コミュニケーションがなされている」は67%だったため、目標未達となりました。コミュニケーション活性化に向けた取り組みを行っていきます。
- ⑧私病等に関する復職・両立支援の取り組み(教育実施年1回)
- 治療と仕事を両立する社員が安心して働けるよう「治療と仕事の両立のためのガイドライン」を公開しています。
- 社員が治療と仕事の両立ができるよう関係する支援制度の周知と、マネジメントにおける留意事項等を幹部会議メンバーに説明しました。(教育実施年1回で達成)
- ⑨保健指導の実施および特定保健指導実施機会の提供に関する取り組み(特定保健指導受診率60%以上)
- 健康診断の結果に基づき、法令の定める40歳以上を対象とした特定保健指導に加え、30代を対象とした生活習慣改善指導、新入社員を対象としたフレッシャーズ面談、27歳全員面談を実施しました。
また特定保健指導の対象となり、面談の未実施者には人事総務部から勧奨を行っています。
なお、2024年度特定保健指導受診率は44.3%だったため、目標未達となりました。面談実施までのフォローを確実に行っていきます。
- 健康診断の結果に基づき、法令の定める40歳以上を対象とした特定保健指導に加え、30代を対象とした生活習慣改善指導、新入社員を対象としたフレッシャーズ面談、27歳全員面談を実施しました。

- ⑩食生活の改善に向けた取り組み(セミナー情報の展開年3回以上)
- 健康的な食生活のためのコンビニご飯を選ぶ基準、自宅での食事のポイントなど、楽に実践できるコツを伝授するランチタイムオンラインセミナーの紹介・受講勧奨をTeams健康経営チャネルで発信しました。
なお、セミナー情報の発信は年1回だったため、目標未達となりました。2025年度は食生活改善に関するセミナー情報を積極的に収集し、情報発信していきます。
- 健康的な食生活のためのコンビニご飯を選ぶ基準、自宅での食事のポイントなど、楽に実践できるコツを伝授するランチタイムオンラインセミナーの紹介・受講勧奨をTeams健康経営チャネルで発信しました。
- ⑪運動機会の増進に向けた取り組み(セミナー・イベントの企画・立案年1件以上)
- 運動機会の増進に向け、健康チェックイベントとして野菜摂取の充実度と推定を算出するベジチェックや血管年齢測定・肌質測定等を実施し、80名が参加しました。
「意外に結果がよかった/悪かった」、「またやってみたい」、「他のチェックもやってみたい」と好評でした。
- 運動機会の増進に向け、健康チェックイベントとして野菜摂取の充実度と推定を算出するベジチェックや血管年齢測定・肌質測定等を実施し、80名が参加しました。

- NECレッドロケッツ川崎、NECグリーンロケッツ東葛のプレミアムパートナーとして、冠杯を開催し、レッドロケッツ約270名、グリーンロケッツ約200名の当社社員および家族、BP等が会場で応援しました。またグリーンロケッツの試合前にはラグビー体験教室を実施しました。社員、家族を含めて約40名が参加し、運動習慣機会の促進につなげることができました。
(上記イベント3件を実施で達成)
- ⑫女性特の健康保持・増進に向けた取り組み(Cradle、子宮頸がん検診の情報発信年1回以上)
- 女性特有の健康課題に対するリテラシーの向上と女性のキャリアにおける選択肢を増やすためのサービス(Cradle)を導入し、利用を促進しています。
- 20歳以上の女性は、子宮頸がん検査と定期健康診断の同時受診ができる制度と費用補助を行っています。
- 女性の健康保持・増進に関する情報発信を通知・Teams健康経営チャネルで発信しました。
(情報発信年3回で達成)
- ⑬長時間労働者への対応に関する取り組み(月残業時間45H超過回数6回/年の人数が前年度実績の20%減)
- 勤務管理システムを活用した労務管理の強化、人事総務部門によるモニタリングの実施により労働時間管理の徹底を図っています。
- 会議の準備や片付けなどで早出・残業時間になってしまうことを避けるため、2023年度下期から、社内の会議時間を「9:00~16:00」と定めています。定例で実施している会議は、その頻度や会議時間を削減できないかの見直し、会議で使用する資料の作成時間を削減することにより残業時間を減らせるよう効率化を推進しています。
- 月残業時間45H超過回数6回/年の人数が前年度実績の20%減を目標としていましたが、近年の受注・売上増加に伴い、2024年度は25人(2023年度13人)と前年よりも12人も増加となりました。
残業過多の人がある程度固定化されているため、負荷分散や意識向上による削減施策を行っていきます。

- ⑭メンタル不調者への対応に関する取り組み(ヘルスチェックシート提出100%)
- 「心の健康支援プログラム」を導入し、不調により休職した社員が復帰して再び働けるよう支援する体制の整備、社内外相談窓口の設置、こころコンディショナーの提供を行っています。
- ヘルスチェックシートの期限までに未提出者が1名いたため、目標未達となりました。
人事総務部での提出までのフォローを確実に行っていきます。
- ⑮感染症予防に関する取り組み(職場巡回での衛生対策の指摘0件)
- 感染症に関する相談窓口をウェルネスプロモーションセンターに設置、予防接種費用の補助を行っています。
- 安全衛生パトロール産業医巡視での衛生対策の指摘は0件でした。(指摘0件で達成)
- ⑯喫煙率低下に向けた取り組み(喫煙率16%以下)
- 新入社員向けにフレッシャーズ面談で保健師による保健指導を実施しました。
- ウェルネスプロモーションセンター主催の『1日だけ禁煙プログラム』の受講勧奨を行っています。
(喫煙率15.7%で達成)

◆要治療・要精密検査対象者フォロー
定期健康診断の結果、 産業医から外部医療機関への受診案内があった対象者に対し、適切に医療機関を受診いただけるよう面談後の医療機関への受診状況を確認する調査および受診勧奨を実施しています。なお、2024年度の要精密検査受診率は50.0%でした。(要精密検査対象人数38人、受診人数19人)
◆年次有給休暇取得促進
休暇を取得しやすくするために、夏季休暇取得推奨日と飛び石連休の中日を休暇取得推奨日として設定し、休暇取得促進を行っています。

◆プレゼンティーイズム(労働生産性の損失割合)
プレゼンティーイズムとは、疾病や症状を抱えながら出勤し、業務遂行能力や生産性が低下している状態のことです。当社では、Web研修におけるアンケートの設問で「直近4週間以内の仕事の出来(100点満点)」についての回答の平均点で計測しており、2024年度の平均点は67.2点でした。
(測定人数720人、回答率95.5%)
健康経営に関するアンケート結果
第1回:2024年9月11日~9月25日実施 / 回答者数:228名(回答率:30.2%)
第2回:2025年3月19日~3月28日実施 / 回答者数:297名(回答率:40.2%)
◆年齢を教えてください。

◆当社の「健康経営」の取り組みを知っていますか?

◆社内ポータルサイト、社外ホームページの「健康経営」のページを閲覧したことはありますか?

◆Teams NAS・全社チームの「健康経営」のチャネルに健康に関する情報発信をしています。
利用状況を教えてください。

◆健康保持・増進のために、何か取り組んでいますか?(複数選択可)

◆特定保健指導、生活習慣病改善指導をご存知ですか?

◆喫煙状況を教えてください。

◆「喫煙している」と回答した方は以下にお答えください。

◆「育児と仕事の両立支援制度」を知っていますか?

◆「介護と仕事の両立支援制度」を知っていますか?

◆「治療と仕事の両立支援制度」を知っていますか?

◆介護に関する状況を教えてください。

■健康経営優良法人2025(大規模法人部門)認定
2025年3月10日に経済産業省および日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定されました。

