新卒採用
ENTRY
キャリア採用
ENTRY

ビジネスフィールド

宇宙関連分野

ハイレベルな技術で宇宙空間にチャレンジ

国際的に宇宙利用が急拡大するなか、NEC航空宇宙システムはJAXAや内閣府が推進する国家的プロジェクトに参加し、深宇宙探査機の管制・制御に関わるソフトウェアの開発や衛星搭載ソフトウェアの開発、地球観測衛星の画像処理や解析を行う各種システム、衛星と通信する地上局の管制システムの開発などを行っています。また、衛星運用も行っており運用から得た知見をソフトウェアやシステム開発にフィードバックする衛星運用システムのDevOps*開発も進めています。
宇宙開発は新たな技術の導入や研究開発によってさらに進化を続け、通信や防災などをはじめ社会生活にも役立てられていきます。当社では高いスキルをもつ技術者たちがシステム開発などを通じてその進化を支え、宇宙空間への挑戦を続けながら、豊かで安全・安心な社会の実現に貢献しています。


宇宙関連分野の
システム

地上系
衛星管制システム地上局管制システム軌道制御システム計画立案システムリモートセンシング画像処理システム画像解析/判読分析システム測位システム衛星コンステレーション
衛星系
衛星搭載ソフトウェア衛星運用設計業務衛星コンステレーション

宇宙関連分野を知る
キーワード

小惑星探査機はやぶさ2

小惑星「リュウグウ」へのタッチダウンとサンプルリターンに成功した「はやぶさ2」では、その軌道設計、運用計画、搭載ソフト開発、衛星管制などを担当しました。現在は、小惑星フェートンを探査する深宇宙探査技術実証機「DESTINY+」等のプロジェクト成功に貢献すべく開発を進めています。

準天頂衛星みちびき

カーナビやスマホで利用されるGPSはアメリカが運用するGPS衛星を利用した測位システムですが、日本ではGPS衛星を補完・補強するシステム「みちびき」の運用が2018年に開始され、衛星測位のサービス環境が劇的に進化しました。当社では「みちびき」サービス提供に必要なソフトウェアの開発を担当しています。

合成開口レーダー

合成開口レーダーは、従来の光学センサー搭載の衛星とは異なり、マイクロ波の利用と仮想アンテナによる解像度の向上で、夜間や天候の制約を受けずに地上の様子を観測することができるレーダーです。自然災害時に雲や噴煙で覆われた地域に対しても観測が可能で、防災等に役立てることができます。

衛星コンステレーション

複数機からなる衛星群を連携させて、地球観測や通信などの情報インフラとして活用しやすいようにするのが衛星コンステレーションです。当社はNECと共に光通信衛星コンステレーションのシステム開発やソフトウェア開発を担当しています。

宇宙関連分野の将来

AIやデジタル技術導入

宇宙関連システムは年々高度化・複雑化しており、その運用には膨大な人手と判断が求められています。一方で、限られた人員で効率的かつ安定した運用を実現することが重要になっています。こうした背景の中で、AIやデジタル技術(DX)を導入することで、宇宙関連システムの更なる進化を目指します。膨大なデータを迅速に処理するハイパフォーマンス・コンピューティングや、軌道上で衛星がデータ処理を行うための衛星搭載ソフトの開発、データ処理技術にも挑戦していきます。

TOPIC

衛星運用・利用に必要なパッケージソフトウェアの開発

当社では、衛星運用や衛星データ利用に必要となるパッケージソフトウェアの開発に力を入れています。
当社のこれまでの宇宙関連システムの開発経験で得たノウハウや、衛星運用から得られた知見をパッケージソフトウェアに反映することで、より利便性の高いソフトウェア製品を世の中に提供して宇宙関連ビジネスの発展に貢献していきます。

担当者に聞く!
こんな人たちが活躍中

宇宙・情報システム事業部
事業部長

未知の問題にあきらめずに
取り組むことができる人

宇宙関連システムは規模が大きいことに加えて、誰も手がけたことのない初めての試みが多いのが特徴です。そのために未知の問題について議論し、時間がかかってもあきらめずに解決に取り組む意欲や好奇心、粘り強さ、そして挑戦心が求められます。また、大きなシステムだけに周囲を巻き込みながら、みんなで問題を解決する力がとても大切です。